「九塞溝にツアーで行くときの注意点は?」
「九塞溝に行った人の体験談が聞きたい!」
こんにちは!人生100年現役の野望を持つ、“自称”中国通の
アラフィフ現役ワーママの実体験ブログ真昼のワタシ運営者のMoyoです♪
我が家は、2017年8月7日から3泊4日で、中国の九塞溝(きゅうさいこう)に旅行に行きました。
九塞溝とは、中国四川省北部、標高2000~3500mの奥地にある絶景の世界遺産。
数々の湖や滝等が、目を奪われるほどの透明感と色をもって、たたずんでいます。
実は、九塞溝は、2017年8月8日にマグニチュード7の大地震に見舞われて、一部の湖が干上がるなど大きな被害があって。
現在はまだ閉鎖されているんです。(2019年8月現在)
この記事では、九塞溝が一日も早く復活するのを祈りつつ、九塞溝にツアーで行って感じた注意点をお伝えしますね!
併せて、世界遺産の九塞溝の「大地震に見舞われる直前の貴重な写真」をお届けします。
え?大地震直前の写真って??
その体験談は次回以降の記事でお届けします・・・(笑)
まずはこの記事が、将来「九塞溝」に行きたいあなたにとって、ご参考となれば嬉しいです。
では、我が家が九塞溝に行くことにした経緯からお話ししましょう。
我が家が九塞溝に行くことにした経緯
2017年は私と夫の長期休暇があり、二人とも、2週間まるまる休める貴重な年。
ならば、子供たちの夏休みに合わせて、家族で海外旅行に行こう!ということになりました。
そんな特別な休暇に、なぜ九塞溝を選んだかというと。
見たかったのは、「一生に一度は見るべきといわれる絶景」。
九塞溝に行ったことがある中国人の友人は、「九塞溝は絶対おすすめ!」と言っていたし。
海外旅行が趣味の友人は、「世界の絶景」を集めた本に載っていることを教えてくれて。
友人がおススメしてくれた本はこちらです。
結局、九塞溝に行く前に上海にも行ったため、組み合わせて短期間で行ける場所・・・
という選択肢の中から、友人たちがおススメしてくれた「九塞溝」に行くことに決めました。
九塞溝はかなり遠くて土地勘もないので、現地ツアーに入ることに。
行ってみて、いろんなことがあったのですが・・・・
命の危険を感じた地震の体験談は別の記事で書くとしまして(^^;、、、
今回は、九塞溝を旅行先に検討しているあなたに、「事前に知っておきたい注意点」をお伝えします!
とその前に!
まず、九塞溝の景色ってみる価値があるのかどうか、経験談としてお話ししますね。
九塞溝の景色って本当にキレイ?写真でお見せします!
私がどんなに語るよりも、写真が語ってくれるので、これらをじっと見てみてください。
しかも、この写真を撮ったその日の夜に大地震が起きて、大きな被害が出てしまったんですから。
まさに、大地震の直前の写真という「レアもの」ですよ~。
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はい、こんな風に、エメラルドグリーンがいくつもの微妙な色に展開され、湖の底に横たわる流木がくっきりと浮かぶように見えています。
上の写真とは違う湖だと、違う色が。
もはや、水面と湖底の区別がつきません。
無数の小魚がくっきり見えます。
この湖は地震で決壊して湖底が露出してしまったそうですが・・・。
滝もありました。
このような水の流れ、マイナスイオンが気持ちいい~。
こちらも。
このように、九塞溝は素晴らしい場所だということは、疑う余地もありません。
美しい景色を自分の目で見たいあなたには、ピッタリだと思います。
ただーし!
大きな注意点を知ったうえでツアーを決めていただきたく、次のパートでお伝えします。
九塞溝の注意点!混雑期に行くとどうなる!?
私が行ったのは8月。つまり、中国でも子供が夏休みだったりする時期です。
九塞溝は四川省の成都からバスを飛ばして10時間もかかる山奥。
2000~3000m級の山々がこれでもかと続く、日本人には想像できないほどの奥地にあるんです。
そんな過酷な山の中だし、日本でも人気な訳ではないから、「人は多くないだろう」と思いきや、甘かった!
確かに、外国人観光客は少ないんです。
九塞溝の中で西洋人は時々見ましたが、日本人はほとんど見かけません。
だって、そこは人口13億の中国。
世界遺産ですから、当然、中国人にとっても憧れの場所なんですよね。
ひと昔前と違って、中国人の生活レベルは目覚ましく向上しているので、、、
子連れや家族ぐるみで、全国各地から飛行機でこぞってやってくるのです。
九塞溝の入り口(入場門)はこんな感じ。
遠くに見える入り口まで、かなりの距離があります。
2000m級の山の中ですが、ここはお盆のディズニーランドでしょうか!?
九塞溝の中もこんな感じ。
橋の上は人の山。うっ、橋が落ちそう!?
入場規制、いや、入橋規制が必要では。
橋の様子が分かりにくいため、クローズアップしちゃいます。
SNSに投稿したくなるような美しい絶景写真も、人が映りこまないように撮るのに精が出ます。
あっ、どうしても人が映っちゃう。という惜しい写真がいくつも。
あっ!滝の写真にも自撮り棒が!
日帰りでは行けない山の中ですが、こんなにたくさんの人が山に入れるなんてびっくりですよね。
実は、宿泊施設も山のようにあって、海外の5つ星ホテルもこぞって存在しているんです。
例えば、
- インターコンチネンタル九寨パラダイス(九寨天堂洲際大飯店)
- シェラトン九塞溝リゾート(九寨溝喜来登国際大酒店)
- ハワードジョンソン天源リゾート九寨溝(九寨沟天源豪生度假酒店)
など。
ホテル自体は、さすが外資、調度品がオリエンタル調のなかなかステキなホテルで快適でしたよ。
話がそれますが、地震のお陰で、その「ふかふかベッド」で予定の2泊はできなかったんですが・・・(^^;
しつこいですが、地震の話は次の記事でお伝えします(笑)
中国語でいうと「人山人海(←レンシャンレンハイ。意味は、黒山の人だかり)」の状況に話を戻します。
現地ガイドさんが言っていましたが、一番混む時期には絶対行ってはいけないそう。
一番混む時期とは、私が行った8月ではありません。
中国の大型連休と気候がいい時期が重なるころ。
例えば、中秋節(9月中旬)や、国慶節(10月第1週)。
私が行った8月も混む時期ではありますが、5段階でいうとレベル4かも。
このレベルはまだマシ・・・と思いますが、相当の覚悟がいります。
ただ混んでいるだけではなく、並ばない人が多い中国ですから・・・
園内の周遊バスに並ぶとき、人がちゃんと並ぶように場所が整備されてはいるものの・・・。
先頭に並んでいても、バスが来たら後ろから押されたり横入りされたり。
我先に乗ろうとする人に食い込んでいったり、押されたら押し返す。
この元気というか根性がないと、いつまでもバスに乗れない可能性があります(;’∀’)
もちろん、危険がないように、園の人が「押さないで」とか「並んで」とか言っていますが、観光客たちはみんな必死。
「〇〇ちゃん(←子供の名前)、いるかー?」
とか怒号が飛び交う始末。
日本人としては、旅の疲れがどっと増す、違った意味の絶景(!?)なのでした・・・。
中国人全員がこうなのでは決してありません。
マナーのない人が多数いるので、ちゃんとしている人も、やむを得ず巻き込まれてしまう状況です。
あっ、ちなみに、人が多いことにより、ゴミがゴミ箱にあふれていたり、道端に捨てられていました。
でも、トイレは比較的きれいで、使用に特に問題はなかったのでご安心を。
ではまとめてみましょう。
まとめ
今回お伝えしたかったのはこの1点です。
九塞溝は、一生に一度は行くべき絶景。おススメしますが・・・
いちばん混む時期(特に国慶節休暇「10月第1週」)には絶対に行ってはいけない!
ちなみに、どんな時期が混まないのかというと・・・
現地ガイドさん曰く、12月、1月あたりの真冬とのこと。
冬景色にはなるが、人は少なくてゆっくり見られるそうです。
ただ、ガイドさんが付け加えた言葉が・・・
うーん、九塞溝・・・
いろいろあった旅ですから、もう一回あの景色が見たい・・・
でも、極寒の冬にも行ってみるかと言われると。
考えちゃいます(^^;
個人的には、「中国の連休と重ならない時期」に行くのがおススメです!
以上、『九塞溝にツアーで行った体験談!事前に知っておきたい最大の注意点は?』でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました(^-^)
九塞溝で地震に遭遇した話は、次の記事につ・づ・く♪
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