きくち体操「脳で動かす」とは?7年の体験で分かった神髄

こんにちは! 人生100年現役を目指し、きくち体操に励むMoyoです(^-^)

もよ
もよ

きくち体操歴7年になりました!

ツッコミおさるちん
ツッコミおさるちん

年数の割には・・・だけどな!

きくち体操を続けていると、必ず出会う言葉がありますよね。
そう、「脳で意識して動かす」という言葉。

「『脳で動かす』って言われても、正直よく分からない…」

なんて、感じたことはありませんか?
実は私も、初めはそうでした(笑)。

でも、教室に通い、自分の身体と向き合ううちに、この言葉の持つ、とてつもなく深く、そしてパワフルな意味が分かってきたんです!

この記事では、かつての私と同じように感じているあなたのために、「脳で動かす」の本当の意味を、私の体験談と、ちょっとだけ科学的な視点も交えながら、熱~く語ってみたいと思います!

私が「脳と身体がつながった」と感じた瞬間

きくち体操の教室から帰る時、なんとも言えない頭のスッキリ感に包まれた経験はありませんか?
身体は動かして疲れているはずなのに、頭の中はクリアで、まるで「自分の身体を取り戻した!」みたいな、あの不思議な充実感。

また、教室で先生に「もっと膝裏の頭を使って!」なんて言われて、「???」となっていたのに、ある日突然、感覚が分かって足が少しまっすぐになったり。

これらの体験こそ、まさに「脳と身体がつながった」瞬間だったんだと、今なら分かります。
初めはただのポーズの真似事だった動きが、意識を向けることで、さびついていた神経回路にピピッと電気が走るように、脳からの指令が身体の隅々にまで届くようになる。

この感覚、一度味わうと本当に感動しますよ!

ツッコミおさるちん
ツッコミおさるちん

半年くらいで少しずつ分かってきたよね

なぜ「脳で動かす」と身体が変わるの?

「でも、どうして意識するだけでそんなに変わるの?」と思いますよね。
私もそうでした! でも、一般的な情報をネットで調べたところ、これにはちゃんと理由があるようなんです。

  • 神経の再教育(神経可塑性)
    私たちの脳は、使わないでいると、筋肉への指令の出し方を忘れてしまうことがあるそうです。そこに意識を向けて動かすことで、「そうそう、こうやって動かすんだった!」と脳が思い出してくれる。まるで、さびついた神経に油をさして、滑りを良くしてあげるようなイメージですね!
  • 身体の解像度が上がる(固有受容性感覚)
    意識を向けることで、今まで感じられなかった身体の細部まで感じられるようになります。足の指一本一本の感覚、背骨の一つひとつの動き…。自分の身体の「解像度」がグッと上がる感じなんです。
  • 動く瞑想(マインドフルネス)
    身体の一点にグーッと集中する時間は、瞑想と同じように心を落ち着かせ、日々のストレスをスーッと軽くしてくれる効果もある気がします。
ツッコミおさるちん
ツッコミおさるちん

脳と身体を離さないこと、大事だね

そして、特に重要なのが「足裏」です! きくち体操の本にも書いてありましたが、足裏には全身の地図のように、たくさんのツボ(反射区)が集まっています。だから、足裏を刺激することは、全身を刺激することに繋がるんですね!

足ツボ靴下(きくち体操とは無関係の私物^^)

脳科学的に見ても、足裏からの豊富な情報は、脳の広い範囲を活性化させることが分かっているそうです。まさに「第二の脳」!納得です。

【最重要】菊池先生が「朝一番の足裏刺激」を説くワケ

ここで、私が教室で聞いて、心から感動したお話があります。
ある先生が、創始者の菊池和子先生にこう質問したそうです。

「先生、毎日たった一つだけ体操をするとしたら、どれをやればいいですか?」

あなたなら、何だと思いますか?
腹筋? スクワット?

菊池先生の答えは、「足裏の刺激」だったそうです。

「年を取ると、脳から一番遠い足の感覚が鈍って転びやすくなるの。だから、朝一番に、脳と足をつなげてあげるのよ。そうすれば、一日を安全に、そして自分の体をしっかり活かして動けるようになるから」

そして、こう続けられたそうです。

「この小さな足の裏が、毎日どんな時も、あなたの全体重を支えてくれてるのよ。そう思って、感謝しながら触ってごらんなさい」

…もう、涙が出そうになりました(´;ω;`)

ただ動かすんじゃない。「ありがとう」と慈しみ、感謝する心。

そしてただ優しくチョロっと触るのではなく、、、、

熱意を込めて、しっかりと動かす!!(これ大事!)


「一生この足で歩いていく!!」という熱意こそが、脳と身体を本当の意味でつなげるエネルギーになるんだと、私も確信しています。

もよ
もよ

教室では先生の号令が力強い!まさに体を良くしたいという情熱が伝わるんですよね~

【実践編】今日からできる!「脳で動かす」4つのコツ

では、どうすれば「脳で動かす」ことができるようになるのでしょう?
私が教室で学び、気づきを得ながら実践しているコツを4つ、ご紹介しますね!(あくまでも私の場合です)

  1. 【最優先】朝の足裏刺激
    まずは菊池先生の教えの通り、朝一番に足裏を触ることから始めます!
    紐をねじってゴツゴツにしたものでゴシゴシこすったり、手のひらで愛情を込めてパンパン叩いたり、足の指を一本一本「いつもありがとうね」と声をかけながら動かしてあげたり。これだけで、一日の始まりが全く違ってきますよ!
  2. 足裏以外も「触って、見る」
    動かしたい部分に、まずは手を当てて触ってみましょう。そして、目でしっかりとその場所を見る。背中側なら鏡も使って見る。触覚と視覚からの情報が、脳への意識づけを格段に高めてくれます。
  3. 動きを心で実況中継する
    「今、内ももがギューッと縮んでる」「お尻の筋肉が一つに集まってきた!」というように、心の中で動きを実況中継してみる(笑)。これが、意識を集中させるのにすごく効果的です。
  4. 小さな変化に感動する!
    昨日より1ミリでも深く曲がったら、昨日より1秒でも長くキープできたら、大げさなくらいに「やったー!」「私すごい!」と喜んでみてください♪ このポジティブな感情が、脳の学習効果をさらに高めて、もっと身体を良くしたくさせてくれます。
もよ
もよ

朝一番に紐を使えるように、ベッド脇にも置いてます!

ツッコミおさるちん
ツッコミおさるちん

紐はきくち体操の教室で買えるけど、小さいハンドタオルでも代用できるそう!

【まとめ】「脳で動かす」とは、自分自身との最高の対話

「脳で動かす」とは、決して難しいことでも、特別なことでもありません。

それは、今まで意識を向けてこなかった自分自身の身体に、改めて光を当て、対話し、慈しみ、育てていく「究極のセルフケア」なんだと、私は思っています。 きくち体操は、私たちの身体だけでなく、脳と心まで若返らせてくれる、本当に素晴らしい“いのちの体操”です。 さあ、あなたも今日から、「脳で動かす」を意識して、ご自身の身体と最高の対話を始めてみませんか?

きっと、昨日より今日の自分が、もっともっと愛おしくなりますよ!

もよ
もよ

きくち体操は教室の他、「ネットできくち体操」もあります~

きくち体操~こころとカラダのエクササイズ ~
きくち体操のホームページ。きくち体操は創始者菊池和子の『動くことはなぜ心と体によいのか』という素朴な疑問から出発し、『どう動かすと体のどこにどういいのか』を50年以上にわたり繰り返し研究・実践し、その結果確立した『健康に直結する動き方』の集大成です。
もよ
もよ

ああ、また生徒としての偏愛が出ちゃった~(*´σー`)エヘヘ

ツッコミおさるちん
ツッコミおさるちん

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