「きくち体操って認知症に効果があるの?」
こんにちは!
人生100年現役を目指しきくち体操を実践している、
アラフィフ現役ワーママの実体験ブログ真昼のワタシ運営者のMoyoです♪
実は私も、きくち体操をテレビで見て初めて知り、はじめは本から学びました。
教室に通うようになってから、更にいろんな本を読みたくなり・・・
今や、「きくち体操の本コレクターか!?」と思う位種類を持っています。(笑)
きくち体操の本はどれも心に響くいい本ですが、どれもいろいろな切り口できくち体操を語っていて。
どんな人、どんな時向けか、本によって少しずつ違う気がします。
というわけで、これから購入されるあなたの選択の一助となるように、私なりの読書感想文をまとめてみました。
今回ご紹介するのは、実践者のアラフィフである私が、脳活に興味があるあなたにおススメする本、『物忘れ・認知症を撃退! 脳がよみがえるきくち体操』です。
この本は、脳の観点からきくち体操を語っている本。
つまり、この本は、、、
実は、私の母はアルツハイマー型認知症ですが、認知症を発症する前に読ませたかった!と強く思います。
この記事では、そんな母のことも含め、ブックレビュー(読書感想文)としてまとめました。
どの本を読もうかなぁと迷うあなたのご参考になれば嬉しいです♪
ではまず、私がこの本を買ったきっかけとして、母のことからご紹介していきましょう。
私が「脳がよみがえるきくち体操」を手に取ったきっかけ:認知症の母のこと
実は、私の母はアルツハイマー型認知症で、すでに要介護5の重症状態。
悲しいことに、子供である私の名前も分からなくなってしまいました。
そんな背景があって、この「脳がよみがえるきくち体操」にとても興味を持ち、本屋に駆け込みました!
母は簡単な言葉にも反応できないし、自発的な行動はなくなってしまったので、残念ながら自分で脳活をすることはできません。
認知症は自分らしさを失う病気なので、本当に恐ろしいです。
そのため、そんな母を間近で見てきた私は、
「認知症になりたくない」
という気持ちが強いんです。
母は、60代前半でアルツハイマー型認知症を発症しました。
その後進行は比較的遅かったものの、15年ほど経った70代半ばには、いちばん悪い状態とされる要介護5になりました。
私は、母がこの病気に見舞われたのは母のせいではなく、仕方なかったと思うのですが、
もし母がきくち体操を実践してたらどんなに違っていただろうと思うのです。
きくち体操は、
「自分の身体を慈しんで動かし続ける」
「良くしようと思って動かす」
というもの。
仮に発症は避けられなかったとしても、きくち体操を実践していたら、進行を遅らせたり、少しでも前向きな気持ちで日々を過ごせただろうと思うんです。
そんな母の表情を思い出しながら、きくち体操と脳との関係を知りたくて、半信半疑ながらこの本を手に取ったわけです。
本を読む前は、
「母が認知症になった60代まで、私もあと10年か・・・」
「自分もいつか認知症になったらどうしよう」
とネガティブな気持ちになることもありましたが・・・
本を読んでからは、
「きくち体操で日々脳を活性化して、病気になりにくい脳にする!」
という前向きな気持ちになってきました。
きくち体操で不調が減った実体験があるので、脳も同じように良くできる気がしているんです。
きくち体操、おそるべし!(笑)
次に、「脳がよみがえるきくち体操」はどんな本かご紹介しますね。
「脳がよみがえるきくち体操」とはどんな本?
きくち体操の菊池和子先生の著書は何冊もありますが、この「脳がよみがえるきくち体操」は、「脳を育てる」という目線できくち体操のことが語られている本です。
内容は、きくち体操の基本的な動きを写真で紹介しながら、
「動きながら脳をどうやって使うと脳と体にいいか」
を重点的に説明しています。
また、脳の専門医との対談などで、「きくち体操」がどうして脳にいいのかを専門家の言葉でも裏付けています。(後のパートでも詳しくお伝えしますね)
本の目次はこんな感じです。
はじめに
おわりに
本の裏表紙の帯にはこんな言葉が。
脳と体が同時に活気づく究極の体操
です!
なお、本で紹介されている、「脳を使って体を動かすために大切なこと」はこの6つです。
- 動かす部分に意識を集中する
- 感じ取りながらゆっくり丁寧に動く
- 脳が使えたと思うまで繰り返す
- 自分の体の変化に敏感になる
- 素足で行う
- 気がついたらいつでもやろう!
単に写真を見ながらその形の動きをするのではなく、
きくち体操的に、意識を向けて脳で感じる
ことが重要なんですね!
ちなみに、私は、きくち体操の教室でも、
「動きが早すぎ!」
「単にぐるぐる回すんじゃないですよ!」
とインストラクターから言われることがよくあり(^^;
腹筋や 空気イスをする時も、普通のやり方(起き上がるのを何回とか)ではなく、
動かす部分に意識を集中して感じ取りながら、
ことが脳を育てるんだと、改めて肝に銘じました。
詳しい内容は本をご確認いただければと思いますが、本の金言!?(私の心に刺さったこと)は、後のパートでもご紹介しますね。
その前に、「脳がよみがえるきくち体操」を読んで自分と重ね合わせた話をします。
「脳がよみがえるきくち体操」を読んで、自分と重ね合わせてみると・・・
私は、1年前からきくち体操の教室に通っています。
教室では、
膝の裏の頭を使って!
ももを意識して!
のように、「○○の頭を使う」ということをよく言われます。
脳を使って筋肉を育てている感覚はありましたが、これが結局、
動かしている部分の脳も活性化していた=脳も育てていた
ということ。目からウロコでした!
そういえば、きくち体操を始めてから、体の不調が減ったし、脂肪(きくち体操的に言うと「あぶら身」笑)が減って筋肉が増えました。
また、気持ちだって前向きになったんです。
それだけでなく、脳にもいい信号を送っていたなんて!
きくち体操って、一体、一石何鳥なの~!?
と思う位、いいことだらけ!Σ(゚∀゚ノ)。
本によると・・・。
運動と脳の関係は、脳から指令を出して動くだけでなく、動いた体の部分からさらに刺激が脳に戻る双方向で、脳と身体が活性化することが最近言われており、「きくち体操」でもその実例が数多くあります。
ええっ、脳と身体が双方向で刺激しあうの!?
そういえば、きくち体操の教室から帰る時、
えもいわれぬような頭のスッキリ感が。
まるで、「自分の体を取り戻したような充実感」
ですが、この感覚もまさに脳と身体を信号が行き来した結果なのかも!
その反対に、「えいやっ」とやっつけのように体操した日は、そこまでのスッキリ感は感じられず。
やはり、「脳が使えたと思うまで繰り返す」という点、忘れないようにしなきゃ・・・と反省です。
時間がなくて座ってゆっくりやれなかった日でも、
とか、きくち体操的な動きを、脳活も意識しながらやろうと思います!
あ、そういえば。
きくち体操歴が長い生徒さんから聞いた話ですが、
きくち体操を長く続けていたら、「物の置き忘れ」がなくなった
とのこと。
つまり、普段も意識しながら体を動かすようになったので、「無意識にやらかす」ことがなくなったというんです。
また、本の中で、菊池和子先生も「身体から意識を離す暇がない」と語っておられました。
認知症になんか、なっている暇がないかも!?
きくち体操って、極める価値大だと思います。
きくち体操の教室に通えればベストですが、通えなくても、DVDやいろいろな本で日々実践できたらいいですね!
実践者同士繋がって励ましあうのも効果的かと。
(コメント欄やTwitterでメッセージいただけたら嬉しいです!)
次に、本の中から私の心に刺さった言葉を5つご紹介します。
「脳がよみがえるきくち体操」心に刺さった言葉
心に刺さった言葉5つはこちらです!
これらを心に留めて、これからもきくち体操に励みます!(笑)
最後に、まとめてみましょう。
まとめ
⇒認知症の母のことを思い、認知症を予防したい!と強く思ったからです。
★「脳がよみがえるきくち体操」とはどんな本?
⇒きくち体操を脳目線で語る本。脳活になる方法やメカニズムを知ることができます。
★「脳がよみがえるきくち体操」自分と重ね合わせてみると・・・
⇒きくち体操をしっかりやった日は頭がスッキリします。でも、やっつけでパッと終わらせた日はいまいち。
毎日しっかり続けて、「身体から意識を離す暇がない」という境地に早く至りたい!(笑)
★「脳がよみがえるきくち体操」心に刺さった言葉
⇒腹筋ひとつとっても「お腹を引いて」「膝をそろえて」「お尻を一つにして」等気にしながら行う!
⇒「手足の握手」「足首回し」は脳活にすごい効果あり!さらに精度を上げてやろうとすると脳が育つ。
⇒普段意識を向けていないところを、筋肉を意識しながら触ると脳が活性化する!
⇒有酸素運動は認知症予防に役立つ!
⇒きくち体操は、「運動系」「思考系」「感情系」等様々な脳番地を使う!
詳しくはこちらの本でチェックしてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました(^-^)
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